2017年に大野市と関西大学の連携協定に基づいて立ち上げた横町スタジオを拠点に活動しています。企画、設計、運営、研究をさまざまな主体と協働して、地方の課題解決や、エリアの価値の再発見、関わりつづけられる環境づくりに取り組んでいます。
大学時代から関わっている卒業生が住みついたり、地元の人の出入りも頻繁。それぞれがマイペースで関わっています。

XL 地理的なヘソ
東京から3時間半、大阪から3時間半、名古屋から3時間。三大都市圏のどこからも同じくらい遠い。地図を逆さにすると、大野は端っこではなく、日本海側と美濃をつなぐ道の途中にあります。
美濃街道を歩く3つの目線を分けて考えずに、混ぜて解く。

L 鳥の目
まちの骨格と歴史を見渡す目。信仰、軍事、経済、景観、文化…大野のまちへの関心は尽きない。

M 人の目
小さな変化をとらえる定住の目と、発見を逃さない旅人の目。

S 虫の目
地面からまちを見上げることもトンチが利く

都市から、
ミミズまで。
泥から泥神様へ。不揃いナスからナスジャムへ。模型から竪穴式住居へ。




美濃街道沿い離散型開発
2017|旧・川瀬ふとん店1号物件。原点にして頂点。
春日通りラボ|改修中2号物件。隣地の広場と一体で活用を計画。運営は地元の奥越スパイス研究会。
住むところ3号物件。大野で暮らしてみたい人、通うのに疲れた人が寝泊まりできるように整備。
家賃は月30,000円

天井をはがすところから
縁日で出しているカレー
春日通りラボを運営しているのは、大野でスパイスカレーをつくっている地元のチームです。縁日でカレーを出したり、改修のワークショップをやったり。編集部は伴走にまわっています。


連携拠点
月刊のーのーは、ここのリソグラフで刷っています。
取材の日
毎年8月11日|横町盆踊り大会
| 毎朝 | ラジオ体操 | 6:30-6:45/横町スタジオ |
|---|---|---|
| 毎週水曜 | 水槽の水替え | 17:00-18:00/横町スタジオ |
| 毎月第一土曜 | ものづくり大学 | 10:00-12:00/いろいろ |
| 毎月第三日曜 | 横町縁日 | 10:00-15:00/横町スタジオ |
| 毎月 | 月刊のーのー 発行 | 班回覧で大野のまちへ |
| 毎年8月11日 | 横町盆踊り大会 | 横町通り |
毎週水曜
特別豪雪地帯
住民と一緒に

完成した場所を渡すのではなく、直している途中を一緒に過ごす。学生と住民が同じ日に釘を抜いて、同じ鍋を食べる。図面を先に引くより、住んでみたほうが早い。冬の寒さ、夏の湿気、まちの音。

同じ釜の飯
直しながら、使う
はじまりの状態

ものづくり大学
vol.51/2026.3まちのことを、まちの人が書いて、まちに配る。取材して、レイアウトして、みなとのリソグラフで刷って、班で回す。
おたよりも募集中。川柳、写真、絵、なんでも。投稿箱は横町スタジオに。
令和7年度の12号。表紙をクリックするとPDFが開きます。
今月の4コマ
作:パトし
大きい版はPDFで読めます。




フィールドワーク最新号は横町スタジオと班回覧で。バックナンバーの紙版もスタジオにあります。取材させてくれる方も探しています。
シルクスクリーン悩んでいること
旅と定住を同時に経験できる場所をつくりたいと思っている。対極にありそうな二つだが、そのあいだにあるものが、いくつか思い当たる。それは煮物や、Tシャツや、大学。どれも旅の途中に日常の気配を感じさせてくれたものだった。この中に、これからの定住のかたちのヒントが詰まっている気がしている。
相談されると、つい答えを言いたくなる。でも先に答えを置くと、その人はもう考えなくなる。だから「この角度から見るとどうか」だけ置いて、黙って待つ。半年出てこないこともある。それでも待つ。こちらが出した答えは、たいてい半年で捨てられるからだ。僕らにできるのは、補助線をひくことだけだ。
あえて、運営し続けるという縛りを自分に課している。場所を持つと、掃除の手間、ちょっとした備品の補充、地味なことばかりが増えていく。しかし、理想としている空間は、どれも運営ありきのものだった。生きられた空間をつくるためには、手を動かし続けるしかない。
2020年の前後、最初から居た学生が順に卒業して、コロナで人も来なくなった。正直、このまま消えると思った。残ったのは、大野に住みついた卒業生と、地域おこし協力隊で来たやつだった。制度でも計画でもなく、たまたまそこに居た人が繋いだ。強い仕組みをつくったつもりでいたが、そうではなかった。
都市計画は上から地図を見る仕事で、建築は目の高さで考える仕事だ。そこにもうひとつ、地面の下を足してみた。給食の残りが土になって、野菜になって、また食卓に戻る。人は時間を排除することで成長してきた。それも事実だと思う。ただ、時間の物差しが一本しかないと、見落とすものがある気がしている。
大野は福井のどんつきにある。けれども、地図を逆さにして日本海の側から見ると、この場所の見え方は変えられる。逆から考えてみると、意外とスッとすることがある。


絶対起きけ次は泊まれる場所を
つくりたい!
荒島発電構想2024
大野に住んでいなくても構いません。書く人、撮る人、直す人、ただ来る人。まずは横町縁日か盆踊りに来てください。住むところが要るなら、手取荘が空いていれば月30,000円で入れます。
連絡は 080-2741-7614 / yokomachi.hensyubu@gmail.com / Instagram へ